しみ専科クリニカルエステ花蔵

シミ専科コラム

年代によって異なるお肌ケア…どのくらい知っていますか?

日焼けが健康の証…といわれていたのは昭和の話。もともとは骨を丈夫にするために必要な要素として日光(紫外線)の必要性がうたわれてきました。栄養状態が改善されている現在、日照時間の長い日本であれば夏は30分、冬場でも1時間あれば十分と考えられています。また、近年では、紫外線によるお肌へのダメージの方が問題視されてきています。1998年以降、母子手帳からも日光浴が必要という記述がなくなっており、世界的にも日光浴はやめましょうという流れに変わってきています。ここでは年代に応じた紫外線の影響はお肌のケアについてお話しましょう。

紫外線対策はいつから必要?

18歳未満の乳児期~小児期:新陳代謝を助けるケア
積極的な日光浴の必要性をいわれなくなり20年近く経過しました。具体的な紫外線対策はいつから必要なのでしょうか?一説には「一生のうち浴びる紫外線量の約半分を18歳までに浴びている」といわれています。つまり子供のころから紫外線対策を行う必要があるというのが答えになります。日光浴が必要といわれていた乳児期から幼児期にかけては、外気浴という「外の空気や温度に触れる時間」が必要です。また子供用の低刺激の日焼け止めクリームなどもありますので、大人だけでなく子供のころからの紫外線対策を習慣付けていくことも大切です。一方で骨が成長する時期に常に日焼け止めを使用することによる活性型ビタミンD不足、くる病予備軍が増えているというデータもあります。10分程度で活性型ビタミンDは作られますので短時間のお外遊びや散歩では神経質になる必要はありません。バランスのよい食事、フルーツやたんぱく質の多い食品を意識して摂取するようにしましょう。新陳代謝を助ける食事をとることでと日焼け予防の意識付けを行う時期です。

20歳~30歳代:十分な紫外線対策によるお肌ケア

20歳代を超えると少しずつお肌の回復力が落ちるため日々のケアが欠かせません。気づいたときには「30歳になったら一気にお肌の衰えを感じる」ということになりかねません。そうならないためにも、本格的なお肌ケアを行う必要があります。美白のために必要な成分としてビタミンやアスタキサンチン、新陳代謝を高めるための良質なたんぱく質がおすすめです。最近よく耳にするアスタキサンチンは、抗酸化作用を高めるという働きがあります。コマーシャルなどでも聞きますが「錆びないお肌作り」に一役かっている成分です。紫外線による刺激やストレスなどで増える活性酸素という成分は細胞の老化をすすめる働きがあります。この老化を抑えたり遅らせたりするのが抗酸化作用:アスタキサンチンの効果です。熱を通して赤くなる桜エビや紅鮭、金目鯛などに多く含まれている成分です。
またこの時期はお肌の水分バランスが乾燥肌に傾き始める時期でもあります。保湿効果の高い化粧水、美容液なども取り入れながら、お肌ケアを行う必要があります。お肌への負担を考え、普段使いと外出時の日焼け止めの使い分けを行うこともひとつの方法です。普段使いにはSPFやPAは低めのもの、外出時にはSPFやPAの高めのものをこまめにつけることが大切です。あわせて日傘や日よけのためのサングラスなどの使用もおすすめです。

40歳代~自分に合った効果的な美白化粧品や美容皮膚科の活用

30歳代に比べさらに新陳代謝が落ちてきます。ホルモンバランスもくずれるためお肌の状態が安定しない時期もありますので、その時期の自分にあった美白ケアを行う必要があります。特に目立つのがお顔、目元・口元のシミやそばかすです。乾燥が強い時期や冷房のきいた室内などでは化粧のノリが悪かったり化粧くずれしやすかったりします。メラニン発生を抑えるタイプの美白化粧品が必要です。お肌の状態によって、化粧水、クリーム、美容液などを使い分けしましょう。成分としてはビタミンC入りのものやハイドロキノン入りのものがあります。メラニンによって黒くなるのを抑える働きがあります。製品によってハイドロキノンの濃度が異なります。高濃度のものでは美白効果も十分ありますが、使いすぎによって白くなりすぎる「白斑」という症状を起こすことがあるため、使用量をきちんと守る必要があります。美容皮膚科では濃度が高い美容液を取り扱っているところや、美白ケアのためのケアを行っているところもありますので相談してみるのもよいですね。

50歳代~総合的なお肌ケアを行いましょう

50歳代…それまでにどれだけのお肌ケアを行ったかがひとつのポイントになります。加齢によるホルモンバランスの変化や代謝の低下で肌の再生能力が落ちている時期です。この年代では総合的なお肌のケアを行う必要があります。体の中から整えるためのバランスのよい食事をはじめ、美白のための紫外線対策は継続して行いましょう。加えてシミ、シワが目立ち始める年齢肌対策としてコラーゲン配合による乾燥肌対策もおすすめです。乾燥肌は紫外線ダメージを強く受けてしまうため十分な保湿や潤いキープ成分のあるもの、ターンオーバーを促す角質ケア効果があるものを合わせて使うとよいこともあります。きちんとターンオーバーができるとお肌のくすみ改善にもつながります。ピーリング剤の使用も効果がありますが、必要以上の刺激はかえってくすみやダメージの原因となりますので専門家の指示を受けることをおすすめします。